2月の株価は大暴落だ。1月のビットコインに続き、金融業界からもこんな叫びが聞こえてきそうです。今回は、こんな暴落に備えた賢い投資方法を、探してみましょう。
どうもハイドです。
でも、そんな都合のいい方法なんて、存在するのでしょうか。
投資をする上で、避けて通れないのが調整局面、そこで耐えるのは当然のことですよね。
初めて投資される方には、最初の試練です。
慣れてくると、あー来た来た。今回は、長かったね!
なんて、恒例の行事になってきますけど・・・
※
この記事は、投資初心者の方にも理解できるように構成しています。
ポートフォーリオ、リスク分散について、「知っているからもう結構」という方は、ハイド流ポートフォーリオから読んでいただけると嬉しいです。
少し変わっていますから・・・
目次
リスク分散
リスク分散がなぜ必要かと言えば、
全ての資産は、同じ値動きをしない。
これが、最も大きな理由です。
代表的な投資資産を例に上げれば、株式、債券の値動きがそれです。
海外株式と国内債券は、全く反対の値動きになります。
つまり、海外株式が暴落すると、国内債券は値上がりする訳です。
なぜなのか・・・
海外株式が暴落するのは、みなが危険を感じて一斉に株を売却していることが原因なのですが、売却して現金になってしまうと、全く運用できていない状態になってしまいます。
そこで、仕方なく、日本国債や社債のような運用効率は低いが、通貨の信頼が高く、運用リスクが低い資産に資金が集まるため、このような現象が起きるのです。
当然、海外株式が元の上昇期に戻れば、運用効率の悪い債券は売られ価格が下がります。
あくまでも、上昇期に戻ればです。
戻らなければ・・・・
海外株式が不調な年月は、何年続くか誰にも分かりません。
株価は低いままで、仕方なく債券での運用が続きます。
先に寿命が来てしまえば、あなたの資産を相続した人が喜ぶだけ。
ちょっと寂しいですよね。
投資もベテランになると、リスク分散に気を使っています。
というか、
これをやらずに、丁半ばくちで生き残っているベテランは、本当に運がいい人です。
ハイドが投資信託をいつもおすすめしているのは、投資対象が豊富でリスク分散が容易なためです。今後は、投資信託での投資を例にとってご説明します。
世界経済インデックスファンド
では、ハイドが初心者の方におすすめしている世界経済インデックスファンドは、
リスク分散できているのか?
こんな感じでリスク分散されています。
世界経済インデックスファンドはこんな感じ。
資産 | 比率 |
---|---|
国内株式 | 5% |
国内債券 | 5% |
先進国株式 | 30% |
先進国債券 | 30% |
新興国株式 | 15% |
新興国債券 | 15% |
世界経済インデックスファンド(株シフト型)はこんな感じ。
資産 | 比率 |
---|---|
国内株式 | 5% |
国内債券 | 5% |
先進国株式 | 30% |
先進国債券 | 30% |
新興国株式 | 15% |
新興国債券 | 15% |
ちゃんとリスク分散はされているんです。
めんどうな方は、これ1本で十分ですね。
ポートフォリオとは
もう、答えは出てしまっていますよね。
世界インデックスファンドで表にしているこの比率が、まさにポートフォーリオ。
初めての方は、ごちゃごちゃしててよく分からないけど・・・
なんて思われるかもしれませんが、これが投資で一番大切な要素です。
ポートフォーリオさえしっかりしていれば、
いつ値上がりして、いつ値下がりするか?
こんなことは、どうでもいいことです。
リバランスとは
ポートフォーリオはどのようなものなのか理解していただけたと思いますが、このポートフォーリオは、毎日の値動きで微妙に変わってきます。
つい最近の出来事ですが、値幅の大きな調整がありましたよね。
このような時期は、比率が崩れてしまうことも少なくありません。
この状態で放置しておくことは、大きなリスクを抱えて運用していることとなり、回避するために、リバランスをして元の比率に戻すことが懸命です。
例)
株 50% 債券 50% で保有していても、
20%の値動きで、
株 40% 債券 60% になってしまうこともある。
ということです。
債券を売却して株式を購入することで
株 50% 債券 50% の比率に戻します。
このリバランスですが、初心者には相当ストレスが貯まる行為です。
調子よく利益が出ている資産を売却し、調子が悪い資産を購入するわけですから理解できなくもないですが、これは慣れです。
リバランスに疑問を感じたときには、
高いときに売って、安いときに買っている
と考えれば、理にかなっているのではないでしょうか。
ここまでが、リスク分散とポートフォリオの考え方の基本です。
この先は、俺流(ハイド流)ポートフォリオのご紹介になります。
オレ流(ハイド流)ポートフォリオ
ハイドのポートフォリオはこんな感じです。
資産 | 比率 |
---|---|
国内株式 | 0% |
国内債券 | 0% |
先進国株式 | 45% |
先進国債券 | 0% |
新興国株式 | 25% |
新興国債券 | 0% |
現金 | 30% |
あの、手を抜いて適当な比率を並べているわけではありません。
誤解しないでください。
ちゃんとした理由がありますので・・・
国内債券、先進国債券、新興国債券
債券を購入しない理由は、リスクに対して、リターンが見合っていないと考えています。
常に債券は必要ないと考えている訳ではなく。
金利が下がり始めてから少しづつ債券の比率を下げ始め、マイナス金利の今は、このような形になった。というのが正しいところです。
債券バブルと言われなくなるまで、しばらくゼロ更新です。
国内株式
先進国株式暴落 → 円高 → 国内株式暴落
先進国株式好調 → 円安 → 国内株式好調
つまり、先進国株式と国内株式は同じ値動きになっています。
日本も先進国の一部ですから、別に何も変ではありません。
このように考えているため、あえて国内株式に投資する必要を感じていないのが理由です。
日本が世界に占めるGDPも大したものではなく、「管理がめんどうなだけで、リスク分散の役割を果たしているとは思えない」というのが結論です。
現金
債券への投資を中止している期間の代用としています。
楽天銀行、楽天証券でマネーブリッジを構築して、優遇金利を債券の利金代わりとして運用し、補っています。
IPOを活用することにより、年間で3%以上の運用実績になっており、とりあえずは成功を収めている状態。
ただ、本来の運用スタイルではないため、世界的なマイナス金利が解消され、債券価格が戻れば、この変則的な運用はなくすつもりです。
まとめ
ハイド流のポートフォーリオですが、IPOでの収益に支えられている部分が大きいです。
最初は、要領が分からなかったため、「全く当たらないもので、時間の無駄」と考えていましたが、ここ2年は続けて運用益が出ています。
全部、初値で売っていますから、運用と呼べるか微妙ですが・・・
とにかく、余った現金は、SBI証券でIPOにトライ。
これにつきます。
SBI証券でのIPO扱いは多く。他の証券会社に比べ、一番のアドバンテージではないでしょうか。
もう一つ大切なことは、NISA口座は必ずSBI証券にしておくべきです。
年間で数十万の税金を払うか?、払わないか?の違いになってきます。
結構大きいですよ、1回豪遊できるぐらい違ってきます。
少し、本題から外れましたが、今は債券への投資分をどのように運用するか?
ハイドは、これが鍵になると考えています。
みなさんは、いかがでしょうか。
たとえ現金でも、安定して運用効率を上げる方法として、楽天銀行の優遇金利を利用する方法があります。楽天銀行、楽天証券の口座連携サービスを利用する必要がありますが、知っておいて損はないと思いますよ。